大庭三枝の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(大庭三枝君) 具体的なテーマにつきましては、枠組みによります。例えば、ASEAN、日・ASEANの枠組みでやるのであれば、これは非核というのは非常に容易に話すことが可能ですけれども、そこにインドや中国が加わった場合にどうなるかとか、やっぱり枠組みがたくさんあるので、その枠組みごとの設定し得る政治的なアジェンダというのは変わってくると思います。ただし、そういうような煩雑さがあっても、私は多国間の枠組みでの外交というのは今後大事になってくると思います。
それは、短期的に言うと、やはりアメリカの政策の不透明性と中国の影響力の拡大という中で、従来日本がやってきた二国間アプローチであるとか、あるいは日米関係に非常に多く比重を置くということだけでは恐らく日本の外交が難しいのではないかと思っているわけで、アジアが自発的に自分たちの共通の課題を話す枠組みに日本が積極的に関与して、そこで何らかのイニシアチブを取っていくことが今後非常に重要だと思います。その上で、政治的なアジェンダは、当面のところ、その枠組みごとに何が話せるのかということの、そのリアリズムを前提とした上で様々なものが設定できるのではないかと考えています。
以上です。