蒲生篤実の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(蒲生篤実君) 船舶で使用されます燃料油中の硫黄分濃度規制は、船舶からの排出ガスの硫黄酸化物、いわゆるSOxでございますが、それによります健康や環境への悪影響の低減を全世界的に行うものでございまして、我が国も環境先進国として適切に対応していく必要があると考えております。
 このため、国土交通省では、海運業界のみならず、経済産業省や環境省、石油業界も含めた関係者が参加する連絡調整会議を昨年三月に立ち上げ、両業界が本規制強化に円滑に対応できるよう、関係者との情報交換、意見交換に努めるなど、議論を深めてまいりました。
 その結果、規制開始後に供給される燃料油につきましては、様々な種類、製造方法があるものの、船舶用の需要量は供給可能であるとの調査結果が石油業界より報告されておるところでございます。また、規制開始後に供給される燃料油の品質につきましては、品質の確保及び使用可能な燃料の種類の拡大を図る観点から、新年度には燃料油の燃焼試験を実施する予定でございます。
 今後とも、特定の燃料油に需要が集中することを防ぐため、燃料油の燃焼試験の実施による使用可能な燃料の種類の拡大、スクラバー、これは船から排出される排煙を脱硫する装置でございますが、スクラバーの使用を進めるための環境の整備、さらにはLNG燃料船など代替燃料船の導入の促進などの対策を詰めまして、船舶の燃料油の需給、価格の安定化を図ってまいりたいと思っております。
 これらの取組に関しましては、既に造船所によるスクラバーの搭載のための工期短縮の検討など、関係業界におきましても具体的な取組が着々と進んでいるところでございますが、国土交通省といたしましては、二〇二〇年の一月の規制強化開始まで二年を切っておりますので、引き続き、これら関係業界や関係省庁とも連携しつつ、スピード感を持ってしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 蒲生篤実

speaker_id: 19847

日付: 2018-03-22

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会