菊地身智雄の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(菊地身智雄君) お答えいたします。
近年、我が国の港湾へのクルーズ需要は大変急増しておりまして、二〇一七年は訪日クルーズ旅客数が前年比二七%増の二百五十三万人、クルーズ船の寄港回数は前年比三七%増の二千七百六十五回と、いずれも過去最高を記録したところであります。こうしたクルーズ船の寄港が急増しているため、九州や沖縄などの港湾におきましては、岸壁の予約が取りにくい状況が生じておるところでございます。
国土交通省では、この急増するクルーズ需要に対応いたしまして、寄港をお断りすることなくしっかりと受け入れていくためには、ハード、ソフト両面からの受入れ環境整備が必要であると考えております。既存岸壁の防舷材、あるいは係船柱の改良や岸壁の延伸等によりまして、大型クルーズ船の受入れの対応を図っているところでございます。
また、二次交通の円滑化も大変大きな課題と認識しております。バスやタクシーなどの駐車場の整備に対する支援、あるいは、原則都道府県単位とされております貸切りバスの営業区域を地方ブロック単位に拡大するなど、特例措置を講じているところでございます。
さらに、委員御指摘のタクシーの件につきましては、タクシーが寄港時に効率的に配置をされるように、各地区のタクシー協会におきましてクルーズ船の寄港情報を事前に入手をいたしまして、会員事業者へ情報提供を行うなどの取組も行っております。
国土交通省といたしましては、港湾管理者あるいは交通事業者と連携をしながらこうした取組を進め、港から背後の観光地に至るまで大型クルーズ船の寄港を円滑に受け入れられるよう、環境整備について引き続き進めてまいりたいと考えております。