秋山哲男の発言 (国土交通委員会)

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○参考人(秋山哲男君) 秋山です。
 非常に難しい課題ですけれども、西欧のバリアフリーの先進国という言い方もございますけれども、そんなに欧州でも進んではいないと。アメリカはかなりあるけれど、やっぱり限られた部分であると。だから、欧米と比較しても日本は遜色ないレベルまで来ていて、トイレなんかはもう欧米に比べて断トツなぐらい世界水準になっています。もうほかへ行くとひどい状態になっていますので、トイレはそういう感じで考えられます。
 それから、鉄道駅などのエレベーターの設置率はロンドンをはるかにしのいでいます。ただ、アメリカの地下鉄、サンフランシスコやワシントンに比べてエレベーター設置率はちょっと落ちるぐらい。あそこはパーフェクト、ホームドアも全部パーフェクトにやっておりますので。これは、アメリカのそういったバリアフリーができ始めた頃のモデル型でできたところはやっぱり強いですね。日本もモデル型でできた南北線だとか、そういったところはパーフェクトにできている。だから、疎密があるということだけまず申し上げておきたいと思います。
 それから、ちょっと先ほどの鉄道駅の無人化について、北区辺り、十条とか、そういったところは、議論を地域公共交通会議の中でやればいいんじゃないかという議論があります。
 それからもう一つ、名古屋城ですけれども、これは歴史家とそれから建築家と障害者がきっちり話し合うということが必要で、そういうことをやっていないでしょう。イギリスの歴史的建造物はそういうことをやって、どこをバリアフリーにするかをきちっとやっている。つまり、知恵を使って議論をし尽くしてやるという姿勢が日本にないことが問題なんだと私は見ています。
 だから、御質問も、そういう意味で、やはり議論する場をきちっとやって、方向を決めたらそこに行くと。決めるまでは多様な議論をすべきだと思います。合理的配慮というのはある意味で議論をする場というところにございますので、そこもこれから世界最高水準の取組をやる場合には議論をきちっとやるべきだというふうに思います。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 秋山哲男

speaker_id: 19552

日付: 2018-05-17

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会