飯塚厚の発言 (財政金融委員会)
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○政府参考人(飯塚厚君) お答え申し上げます。
税関職員の練度向上に関するお尋ねでございますが、税関を取り巻く環境の変化に的確に対応しながら社会悪物品等の水際取締りの強化を図るため、税関職員には大きく二つの資質、能力が必要ではないかと考えているところでございます。一つは、不正薬物を始めとする社会悪物品や知的財産侵害物品等に関する関税関係法令や税関手続等の高度な専門知識、それからもう一つは、現場において旅客の挙動等を端緒とした携帯品検査でございますとか、あるいは、検査機器やあるいは麻薬犬等々を活用しました貨物検査により密輸事犯の発見、摘発につなげられるような実践的な能力、こういった大きな二つの能力が必要ではないかと考えているところでございまして、これらの能力、双方とも有する職員を育成することが大変重要であると考えているところでございます。
このため、新規採用職員に対しましては、税関研修所におきまして、大卒の場合二か月半程度、高卒の場合六か月程度の採用研修をそれぞれ実施し、関係法令等の専門知識や基礎的な検査手法を習得させることを行っております。また、それに加えまして、税関の現場におきましては、先輩職員から後輩職員に対するOJTに力を入れまして、実践的な能力を身に付けさせるということによって職員の練度向上に努めているところでございます。
今後とも職員の知識、能力の向上を図るため、各種研修やOJTの一層の充実を図ってまいりたいと考えております。