更田豊志の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○政府特別補佐人(更田豊志君) INES評価と呼んでおりますけれども、IAEAのレベルの与え方ですけれども、まずINESのそもそもの役割というのは、何か事故のようなものが起きたときに、周辺国を始め国際各国が一体何が起きているのか、どの程度のことが起きているのかというのを早く把握したいと。そのときに説明文、まあ言語の問題もありますけれども、説明云々を待つのではなくて、そもそもレベル1なのか2なのか3なのかと。そういった意味で、INESのレベルというのは比較的低い、小さな数字の方は緻密にできております、1、2、3、4ぐらいまで。
 ところが、大きなところは、これはまれに起きますし、また非常に大きな災害ですので、レベルの7になると非常にざっくりとしていて、とっても大きなというぐらいのイメージのものです。そうすると、そのカテゴリーにチェルノブイリ原子力発電所事故も入ってしまいますし、福島第一原子力発電所事故も入ってしまう。
 先生が御指摘になっているように、事故の様態は著しく異なります。また、被害も異なります。これは立地条件にもよりますし、当時の気象条件や様々なものは影響しておりますけれども、ただ、どうしても、このINESレベルの本来の目的は、どちらかというと低いレベルのものを速報するというところにあるために精緻にできていて、大きなところに関して言うと、先ほど申し上げたように、ざっくりととってもひどい事故なんだというようなものです。
 ですので、同じレベル7に属しているから同じレベルの事故なんだと捉えられてしまうということは致し方ないところではあるんですけれども、私どもとしては、IAEAにINESの見直しというと、これ国際各国のコンセンサスを取って、恐らく非常に時間も掛かることだろうし、その弊害もまたあろうと思っています。ですので、同じレベル7に属してはいるけれども、事故の様態その他は大きく違うものであるのだということは、これは規制当局だけの責任ではないと思いますけれども、説明に努めてまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 更田豊志

speaker_id: 21642

日付: 2018-02-21

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会