竹村公太郎の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(竹村公太郎君) 日本は、多目的ダム法、昭和三十二年にできた多目的ダム法という法律に基づいてやっていますが、この法律は矛盾しております。治水と利水の二つの目的を持っているんです。利水の目的は水をためたいんです。ところが、治水の目的は水を落としていきたいんです。つまり、治水と利水という矛盾した目的を持った多目的ダム法で、なぜかというと、ダムを造る場所は限られているから、しようがないからいろんな目的を持っていこうというのが昭和三十二年に作られたわけです。そのときに、治水目的のために水を落としていこうと、なるべく空けておこうというときの空ける量が、そのダムにとって百年に一回の大洪水を待ち受ける量なんです。
ですから、私は、先ほど言いました洞爺丸事件があったので、そういうものの安全から見たんですけど、もうちょっと上げたっていいんじゃないかと、台風が来るのは一週間前から分かるんだからというような意見を申し上げました。