赤池誠章の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○赤池誠章君 御説明ありがとうございます。
 核分裂反応によるエネルギー利用というのは、私たちはどうしても広島、長崎という原爆の投下によって本当に大勢の方々が亡くなり傷つき甚大な被害が出たことをまず思い出すわけであります。戦後、我が国は、戦災復興から経済大国への過程の中でエネルギーミックス戦略として原子力の平和利用を掲げて発電所を造り、民生利用をしてきたわけであります。しかしながら、御承知のとおり、七年前の東日本大震災による福島の原子力災害がございました。原子力に対する国民の信頼が揺らいでいるわけであります。現在から将来にわたり、復旧復興、そして廃炉等、課題は山積している状態です。
 先ほどお伺いをいたしましたオクロの天然原子炉というのは、原子力エネルギーは、人間が自然現象を超えてつくり出したいわゆる異形のエネルギーというわけではなく、太古の昔から、ある意味自然エネルギーの一つということを私たちに教えているのではないでしょうか。自然に学ぶことによって原子力を管理して人間と共存できる可能性が示唆されていると、私はそう思っている次第でございます。
 次に、七年前の三月十一日に起こった福島での原子力災害の経験から、原子力規制委員会が組織されたわけであります。原子力発電所の安全性を確保し、社会的信頼を回復し、国民に安心してもらうためにはどうすべきなのか。私たちは、専門家に任せるだけではなく、原発を国民全体で理解し、冷静にその在り方を判断していく必要があると考えます。
 原発ゼロ、脱原発を主張される方々からは、原発は一〇〇%の安全性が保証できない、地震、津波、火山等、災害大国の我が国において再び原発事故が発生すれば、福島の事例のように取り返しが付かなくなるという、等々の意見が出されているわけであります。これらの主張に対し、原子力規制委員会としての安全確保に関する見解をお聞かせ願いたいと思います。

発言情報

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発言者: 赤池誠章

speaker_id: 5194

日付: 2018-04-18

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会