村瀬佳史の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○政府参考人(村瀬佳史君) お答え申し上げます。
現行のエネルギー基本計画におきましては、原子力は低炭素の準国産エネルギー源として優れた安定供給性と効率性を有しており、運転コストが低廉で変動も少なく、運転時には温室効果ガスの排出もないことから、安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源と位置付けられており、現在、先ほどもお話がございましたけれども、審議会の場でエネルギー基本計画の見直しについての議論を進めていただいているところでございます。
四月十日には、先ほどございましたような情勢懇談会の提言が示されたところでございまして、この中で、二〇五〇年に向けて再生可能エネルギー、水素、CCS、原子力など、あらゆる選択肢を追求する全方位での野心的な複線シナリオを採用することが妥当であるとされたところでございます。
依存度を可能な限り低減するという方針も示されているわけでございますけれども、一方で、原子力につきましては、現状、実用段階にある脱炭素化の選択肢とした上で、社会的な信頼の回復がまず不可欠であり、このため、安全性などに優れた炉の追求、人材、技術、産業基盤の強化に直ちに着手すべきとされているところでもございます。
今後、こうした提言も踏まえまして、審議会の場で更に議論を深めていただけるものと考えてございます。