青木愛の発言 (政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会)
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○青木愛君 もう一点お伺いをしたいと思います。
投票価値の平等だけを追求しますと、人口の少ない地域の声が反映されにくくなるということの批判において今回の法案も出されているんだと思いますけれども、しかし、同じ地域の中にも様々な意見あるいは利益の対立がそもそもあるわけです。
現在、一人区というものが三十二全国にあります。ここでは、その地域の多様な意見というのを国政に反映することは、一人区ですから、多数党の意見だけが反映され、多様な意見を国政に反映するということはそもそも困難だと考えます。それに対して、日本全国複数区というのが今十三ありますけれども、ここに関しては、有権者が自分の意見をより近い候補者に投票して国政に反映することができます。
このように、参議院の選挙区制度には、いわゆるその一人区の小選挙区制度とそして複数区の中選挙区制度、これが混在をしているという今の状況自体が有権者に不公平を生んでいるのではないかというふうに考えるんです。そうしたときに、今回の自民党案、また都道府県から一名は必ず選出をしていくというその方向性は、この一人区枠というのを固定していく方向だと思うんですね。これはそもそも有権者に対して不公平を生んでいる今の状況を更に進めることになるのではないかと考えたんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。