渡邊頼純の発言 (内閣委員会)

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○参考人(渡邊頼純君) ありがとうございます。
 まさにそういうことでございます。以前、中国をしてレスポンシブルステークホルダーという言い方が一時期はやったことがあるかと思います。つまり、責任ある大国にしていく。まさに、中国の躍進、中国の経済的成長、これは抑えようがない勢いで今進行中でございます。これと別に感情的に対抗軸になろうということを目指すのは必ずしも適切ではない、むしろその中国の勢いをアメリカも日本も取り入れて、そしてアジア太平洋全体で繁栄と安定というものをつくり出していくということが重要だと思います。
 そういうときに、こういう十一か国とか十二か国で交渉に交渉を重ねて作ったルール、この中に中国を統合していくということ、これが極めて重要で、行く行くは中国も含めてルールメーキングを一緒にやっていく、そして、一緒に作ったルールだからそのルールを一緒に守りましょうということを中国にもその中で諭していくということが可能だと思います。
 私は、中国のWTO加盟のときも、相当中国に行って、中国にWTOの意味とかルールとかをいろいろレクチャーしてまいりました。そのときに私が見たのは、中国は、一旦WTOに入ると決めたら、上が決めたら下まで一気通貫でまさにWTOに入る準備をしたわけでございます。それはロシアのWTO加盟のときとは大分違います。ですから、私は、中国は、国際的なルール、多国間のルールというものにコミットするという方針が上部でできた場合には、それが確実に実行される国だと思います。
 ですから、そういう意味で、まずはRCEPで中国と交渉をし、あるいは日中韓FTAで交渉し、そしてその次のステップでこのTPPに中国を引き込んでいくという、そういうレスポンシブルステークホルダーとしての中国を中国と一緒に形成していくというのがクリエーティブな通商戦略というふうに考えるわけでございます。
 以上です。ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 渡邊頼純

speaker_id: 27225

日付: 2018-06-19

院: 参議院

会議名: 内閣委員会