渡邊頼純の発言 (内閣委員会)

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○参考人(渡邊頼純君) ありがとうございます。
 まさに和田先生がおっしゃったとおりでございます。FTAとか経済連携協定というのは二国間、三国間のものですので、どうしてもアウトサイダーをつくってしまうわけですね。アウトサイダーというのは、中の域内国は優遇するけどアウトサイダーの域外国は冷遇されるわけで、ここに差別が生じます。そういうバイのFTA、EPA、日本はこれまで十五、十六と数を重ねてまいりましたが、TPPというのはそれを更に包括的にしていくわけです。それで、ある意味でそういう差別性とか排他性をできるだけ薄めて、いろんな生産ネットワークとかバリューチェーンというものを域内で広げていくという、そういう役割を担っているんだと思います。
 ですから、日本が今考えているTPP11とかRCEPとか、そして日・EUのEPAとか、こういうものを積み重ねていくことによりまして、自由貿易のFTAに潜在的にある排他性とかあるいは閉鎖性というものを打破して、より広い国と地域に自由で開かれた貿易を広げていく、こういう今方向性に日本の通商政策は位置付けられていると思います。
 ですから、まさにそういう意味で、日本の今の通商政策というのは、この保護主義と対峙する、そういうツールとして世界的にもこれを自信を持って提示していっていいのではないかと考えている次第でございます。

発言情報

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発言者: 渡邊頼純

speaker_id: 27225

日付: 2018-06-19

院: 参議院

会議名: 内閣委員会