渡邊頼純の発言 (内閣委員会)
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○参考人(渡邊頼純君) ありがとうございます。
それは先生、どうも、大変すばらしい質問だと思うんですね。TPP11と12はどう違うかということにも通じるかと思うんですが、基本的には、TPP11というのはアメリカのトランプ政権が未来永劫続くものではないという認識の下にあるわけなんですね。つまり、今のトランプ政権はTPP12に背を向けているけれども、しかし、次の政権、誰が出てくるかはまだ分かりませんが、これは分かりません。あるいは、もう既にダボス会議以降、時折トランプさんがTPPへの復帰ということをにおわせています。ですから、ひょっとしたらトランプ政権の後半には、第一期のトランプ政権の後半にもひょっとしたらあり得るかもしれないと。
ですから、TPP11というのは、TPP12でできたアジア太平洋地域におけるバリューチェーンを深化させていくという、そういうしかも自由で開かれたその貿易のメカニズムというものを、これを何とか維持しようとするための受皿ということがあるんだろうと思います。ですから、未来永劫アメリカが帰ってこないということであれば、そもそもTPP11というのは必要なかったのかもしれない。しかし、TPP11を維持することによって少なくとも、確かに世界貿易に占める比率は四〇%から一五%ぐらいまで落ちました、でも、その中でアジア太平洋の地域を巻き込んで、基本的には開かれて自由な貿易と投資のプラットフォームというのを維持していくということがまさにTPP11の重要性であるというふうに考えております。