西村直之の発言 (内閣委員会)
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○参考人(西村直之君) 先ほど、診断基準の変更で、実は病的ギャンブリングという用語もなくなっている、なくなるという方向にありますので、本来、ギャンブリング障害というのに今一本化していっています、医学的な診断基準では。
ただし、世界では問題ギャンブリングという言葉はかなり幅広く使われておりまして、つまり、これはその原因かどうかは別だということですね。もうとにかくギャンブリングに関わる習慣で問題が起きている人たちを全て対象にしていこうという考え方なので、これは医学的な診断基準を満たすか満たさないかということに関しては余り重要視しない。つまり、その地域にどのぐらいギャンブリングに関係して問題を持った人たちがいるかという視点になります。ただし、その中でもう明らかにギャンブリングとの問題が非常に濃厚に、それをとにかくコントロールしない限りは生活の再建とか難しいという状態になっている人の場合、やはりこれは病的なギャンブリングというふうな位置付けになっていくと思います。
ここで、やはりコントロールができるかできないかというところが一つの大きな差になってくると思います。ある程度コントロールが、時々逸脱しながらも何とかコントロールしていた人たちはやはり問題ギャンブラーというふうな言い方でいいかと思いますが、完全にコントロールができなくなって、先ほど他の参考人の方がおっしゃっていた、やはりもう重篤に生活全てが破綻していても止まらないという状態は、これはやはり明らかに逸脱、通常の健康の状態ではない病的な状態というふうに、ただ、この境目が非常に不安定に動いていて、海外の研究でも明確に分けることができないんだというふうに言われております。