樋口進の発言 (内閣委員会)
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○参考人(樋口進君) お答えいたします。
ゲーム障害ですけど、正確に言うとゲーム障害はICDの11の草案に入ったということでして、まだ決定ではないんですけれども。
まず、一番他の依存症と違うのは、子供たちということなんです。我々のところにお見えになっている方々の平均年齢十九歳で、七〇%ぐらいが未成年者です。今から我が国を背負ってくれるような若者たちが、ゲームをして、それでそのゲームの時間が長くなって、それで夜昼逆転、学校に行けなくなって、そのうち学校から出されてしまうようなこと。それから、ちょっと御両親が注意するとそれに対して暴言、暴力があって、御両親はどうしていいか分からないという、そういうふうな状況で大体外来にお見えになるということです。
ですから、御本人たちの症状もかなり重症なんですね。そうすると、例えば健康問題では、睡眠障害だけではなくて体の不活発による、例えば骨密度が下がるとか心肺の機能が落ちるとか、あるいは場合によってはエコノミークラス症候群のようなものも起きてくるとか、それから我々のやった研究では脳の神経細胞が障害を与えるようなこともありますので、ですから、見た目だけではなくて本当にやっぱり健康問題もしっかり起きているということです。
ですから、まずは未成年者であること、将来を背負う方々が自分の投資をしなければいけない部分、時間に問題が起きてしまうこと、それから、健康だけではなくて家族、社会的な問題も起きていること、そういうふうなことだと思います。