西村直之の発言 (内閣委員会)
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○参考人(西村直之君) これは、ギャンブルのこの依存症対策の法案の場で、私は元々アルコール、薬物のケアを民間ベースでずっと支援してきた中でいえば、実を言うとこの問題は、ギャンブルだけに特化して公衆衛生ベースでいくと、そもそもこの問題だけを切り取る意味というのは余りないわけですね。そうするとこの問題だけが突出してしまって、地域の中ですごく目立ってしまうことというのは、本来余り良くない、望ましくないと思います。
この問題というのは、地域の中にある依存問題というのは、やはり弱者、社会的弱者とか、またつながりの弱い人たちの中に出てきます。そして、次世代の問題としては、子供たち、それから最近は高齢者の問題として出てくるので、つまり、病気という枠組みの中だけで取るのではなくて、本来はこれは依存問題の総合対策法の中のギャンブルの問題、それからアルコールの問題、薬物の問題として、そこの理念が本来は公衆衛生のモデルで一致されるべきだというふうに思います。
ただし、それはそれぞれの歴史がありますのでなかなか難しい。そういう意味では、従来の枠組みをなかなか変えるのが難しい中で、このギャンブルの法案は、まずそれを公衆衛生モデルに近い形で展開してもらい、その中でアルコール、薬物の問題も是非統合的に対策してもらいたいというふうに思っております。