磯谷桂介の発言 (文教科学委員会)

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○政府参考人(磯谷桂介君) お答え申し上げます。
 先生御指摘のように、加速器は、先端的な学術研究あるいは基礎研究から産業応用に至るまで、様々な分野の研究開発を支える基盤となる役割を担ったところであります。加速器と一言で申し上げましてもいろんな種類がございますけれども、例えば典型的なものとしまして、現在つくばにございます高エネルギー加速器研究機構が持っておりますけれども、ここの加速器につきましては、いわゆる電子と陽電子というものを衝突をさせまして、それによって、新しい物質のヒントですとか、今、謎を解かなきゃいけないと言われています暗黒物質の正体ですとか、あるいは質量の起源とか、そういったことを解明するということで使われるものがございます。
 また、例えば高エネルギー物理学分野における大型加速器を用いた成果といたしまして、平成二十年度の小林、益川両先生のノーベル物理学賞受賞につながるといったこともございました。こうしたことで、基礎研究の振興に重要な役割を果たしています。
 一方で、文部科学省におきましては、基礎研究から応用研究に至るまで広範な分野の研究を支える大強度陽子加速器施設、こちらは陽子の方でございますけれども、J—PARC、あるいは宇宙初期の現象を再現し新たな物理の発見、解明を目指す新型加速器、これは先ほどのつくばにございますものを改良いたしまして、SuperKEKBというのを今造っているところでございますけれども、こうしたものを使った大型の加速器実験を進めているものでございます。
 平成二十二年度からKEKBというものを持っておったわけですが、それを高度化を進めまして、三十年の四月から、今年の四月からSuperKEKBによります電子・陽電子の初衝突というのを確認をしているようなところでございます。
 文部科学省としましては、このような重要な役割を担う加速器を用いた研究開発の振興に引き続き取り組んでまいりたいと思います。

発言情報

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発言者: 磯谷桂介

speaker_id: 26066

日付: 2018-05-29

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会