竹下博將の発言 (法務委員会)
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○参考人(竹下博將君) 先ほども少しお話ししてきたところではあるんですけれども、事情に変更があると、再婚したとか進学したとか病気になったとか、様々な事情に変更があった場合には、もう一度話し合って、金額についてあるいは支払時期について決め直しましょうという制度にはなっております。
ただ、話合いができない場合には、調停なり審判なり家庭裁判所を利用するということになるわけですけれども、そうはいっても、まず、事情が変更あったよということを非監護親に伝えないと、そもそも知らないわけですから、知らない者に義務を課すというのはかなり厳しいところではあるので、実は知らせないとそういった養育費の変動というのは起こらないんですね。したがって、逡巡している間に養育費は変動しませんから、ずっとそのままになってしまうと。
そして、先ほど来、養育費については、未就学児の段階で決めてもそのままずっと金額は同じでやっていますというようなお話をしたかと思うんですが、これは、先ほどもお話ししましたが、結局、改めて調停やりましょうということになるとコストが掛かります、弁護士費用が掛かります。ただ、実際には得られるところはそんなに養育費では多くないので、弁護士報酬の負担は大きい、手間は掛かります。調停になれば、一月に一回弱ぐらいの頻度で毎回二、三時間、二時間強ぐらいですかね、拘束されて、そういったような負担をしなければならない。そして、エネルギーの負担は多大なものでして、相手の意見をいろいろと聞かされるというのはかなり苦痛であることが多いようですので、そうすると、なかなか実際には、事情の変更があっても養育費の変更というのは難しいのかなというふうに思っています。