加藤勝信の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○国務大臣(加藤勝信君) 拉致問題を解決を図っていくために、国民が心を一つにして、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に対する強い意思と、そしてこの拉致問題に対する怒りと、これをしっかり示していただくということ、これは大変、我々にとっても、政府にとっても問題解決に向けた力強い後押しとなるわけであります。
政府においても、全国各地で国民の集いが開催されておりますけれども、私を始め政務三役が参加をする、あるいは職員を学校等に派遣し、啓発セミナー、授業を行う、また拉致問題への理解促進を図るための啓発資料の全国配付、さらにはアニメ「めぐみ」DVDの活用、拉致被害者御家族ビデオメッセージ「必ず取り戻す!愛する家族へ」の制作及び活用、また、映画「めぐみ」の上映及び舞台劇「めぐみへの誓い 奪還」の上演等も行わせていただいております。
今委員御指摘がありましたけれども、拉致問題も発生してからもう四十年近い年月もたつ中において、若い世代がなかなかその認識あるいはそうした問題に触れる機会が少なくなってきているわけであります。
このため、政府においては、先ほど申し上げた「めぐみ」のDVDを配付して上映促進に取り組んでおりますが、本年三月には私と林文科大臣の連名で、このアニメ「めぐみ」の教育現場の積極的活用等について、全国の教育委員会に対して通知を発出し協力の要請を行っているところでありますし、平成二十九年度からは中学生を対象とした作文コンクールを実施し、また、平成三十年度予算では、小中学校の教員等を対象として授業での拉致問題の取上げ方に関する研修会に係る経費も新たに計上したところでございまして、こうした施策を着実に実施してまいります。
また、国際社会と連携をしていく、国際社会の理解を深めていくということも大変大事であります。
アニメ「めぐみ」についてはこれ九か国言語で作っておりますので、そういったものの上映会、あるいはパネルディスカッション、シンポジウムといった拉致問題に関する国際啓発イベント、広報活動に意を用いてまいりました。
五月の連休には、私も訪米し、家族会、救う会、そして拉致議連の皆さん方と共々、国連本部において、米国、韓国、EU、豪州政府と共催のシンポジウムを行わせていただき、拉致問題を始めとする北朝鮮の人権侵害問題の解決に向けた国際社会の連携強化を図ったところでもございます。
また、拉致問題を海外メディアを通じて国際広報をしていくという観点からも、アメリカのメディアあるいは韓国のメディア等の取材にも積極的な対応をさせていただいて、そうした形でこの問題の発信に努めております。
いずれにしても、全ての拉致被害者の方々の一日も早い帰国に向けて、国内外における理解、そしてそれに向けての機運、これを高めるべく更に努力をしてまいります。