加藤勝信の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○国務大臣(加藤勝信君) 五月三日から六日の日程で、家族会、救う会、そして拉致議連の皆さん共々訪米をしまして、米国の政府要人に対する働きかけ、また国連本部におけるシンポジウムなどを開催して、拉致問題を始めとする北朝鮮の人権侵害問題の解決に向けた国際社会の連携強化を図ったところであります。
 このシンポジウムは、日本のみならず、アメリカ、韓国、EU、オーストラリアの共催によるものでありますし、また、拉致被害者の御家族、また特定失踪者の御家族、そして故オットー・ワームビア氏の両親、チ・ソンホ脱北者の方が生の声で訴えていただいたところでございまして、大変それぞれの皆さんの声がそれぞれの聞いた方に本当に直接響いていたというふうに認識をしております。また、その後のパネルディスカッションでも、各国代表部、拉致議連、救う会の方からの参加者による議論、大変熱のこもったものでありました。
 また、ワームビア御夫妻が参加したということで、大変マスコミも、注目を受けたところでありますし、私は、特にワームビア氏のお母様が、私たちはオットーのために立ち上がらなければなりません、ここにおられる家族のためにも立ち上がらなければなりません、そうしなければなりません、それが私たちの義務なんですと、これまでなかなか表に出ることをちゅうちょしたその心根を御説明しながら、その言葉を強く言われたこと、大変私も心に響き、また胸が熱くなる思いで聞かせていただきました。そういったこともあって、外国等プレスの関心も高く、大きな発信力につながったというふうに思います。
 また、御指摘の米国政府関係者に対しても、北朝鮮は拉致問題解決済みと主張しているが、我が国としては到底受け入れられるものではないということ、拉致問題の真の解決は全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現にあるということを強く訴えたところでありますが、先方からも、トランプ大統領が拉致問題の重要性を本当に深く理解をしているんだと、米国政府としてもしっかり対応していくという強い決意が表明されたところであります。
 今回の訪米を通じて、これまで以上にこの拉致問題に対する理解あるいは関心の高まりというものを実感をいたしましたし、先ほど申し上げたマスコミ等の対応も、日本のマスコミのみならず、アメリカのマスコミ等もかなり注目をしていただいたというふうに思っております。
 さらに、こうした機運を盛り上げて、この拉致問題の解決にしっかりとつなげていけるように努力をしていきたいと思います。

発言情報

speech_id: 119615253X00320180604_024

発言者: 加藤勝信

speaker_id: 5843

日付: 2018-06-04

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会