武見敬三の発言 (予算委員会)
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○武見敬三君 あと、財務大臣にお聞きしたいと思います。
実は、財務省がやっておる仕事というのは、もう我が国の根幹に関わる課題たくさんやっておられるわけであります。今この理財局の問題で財務省の職員自体が萎縮をしてしまって、その士気が落ちるというようなことがあってはなりません。
私も関わっていろいろと仕事をさせていただいております国際保健、グローバルヘルスというような分野に関しましては、財務省は、世銀と協力をして、二〇三〇年までに達成すべきというユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、これは全ての人々が実際に予防を含む適切な医療に負担可能なコストでアクセスすることができるという政策目標でございますけれども、それを実施するということのために、実際に財務省と世銀が一緒になって、昨年の十二月には初めてUHCフォーラムの二〇一七年というのをこの東京で開催をいたしました。そして、それがきっかけになって、今度は、四月二十日ですか、その世銀の春季の会合で、今度は歴史上初めて公式行事として世界銀行がUHCに関わる財務大臣会合をやるということをおっしゃっている。
さらに、私は、来年いよいよG20のホスト国に我が国がなるわけでありますから、是非そのときには財務大臣と保健大臣の合同会議のようなものを開く。そして、改めて、これから多くの国々がUHCを達成しようとするときに、実は保健大臣だけじゃなくて財務大臣がそれぞれ非常に重要な役割を担う。それはなぜかといえば、それぞれの国がこうしたユニバーサル・ヘルス・カバレッジを達成しようとすれば、当然に、自国の中の財源や資源というものをしっかりと活用しなければ達成できないからであります。その役割を担うのが財務省だからであります。そうしたことは我が国の経験の中でも明確になってきているわけでありまして、そのまさに役割をこうしたG20の中でも是非ホスト国として日本で実行していただきたい。
今まで財務省の国際局の皆さん方は極めて熱心にこの問題に取り組み、今や国際保健の分野の中で我が国は世銀と組んでこうしたルールメーカーとしての中核的役割を担うようになったんです。私は見事だと思っております。そして、そのまさに意識、そしてまたやろうという気概、これらをいかにきちんとこれからも維持をさせて、そして、言うなれば、昨年のUHCフォーラムがホップであれば、来るべきこの世銀の春季会合におけるUHC財務大臣会合というのがステップになり、そして来年のホスト国になるG20で財務大臣会合というのを一部保健大臣会合と連携して合同で行うということができればまさにジャンプでありまして、このホップ・ステップ・ジャンプという戦略を実現することができれば、確実に我が国は二〇三〇年までに、この持続可能な開発目標の三の中で提示されておりますユニバーサル・ヘルス・カバレッジを世界各国が達成する上でのまず基本的な戦略を我が国が確立したことになるわけであります。
是非こうした業務に関わる指揮をしっかりと財務大臣に執っていただいて、そして、我が国がこうした平和基盤構築という観点からも実際に積極的な役割を戦略的に、しかも継続的に果たすということをやっていただきたいと思いますけれども、財務大臣の御覚悟を伺いたいと思います。