加戸守行の発言 (予算委員会)
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○参考人(加戸守行君) 私の体験からいたしますと、構造改革特区は、言うなれば内閣府と農水省、文科省との間のやり取りで、できません、できませんという返答が農水省や文科省から寄せられると内閣府はそれ以上押し込めないというのが構造的に、構造改革といいながら、まさにそういう役所同士の構造で利害関係が決まってしまうというむなしさを感じたわけでございましたね。
そこが、国家戦略特区のように民間委員が乗り込んで、どうしようじゃないか、こうじゃないかという、役所に、相手に闘うことができるとの違いがあるのかなと思いまして、したがって、役所同士になりますとどうしても、申し訳ございませんが、この岩盤を成しておりましたのは獣医学会、あっ、獣医師会あるいは日本獣医師政治連盟というところでございまして、今から振り返りますと、恐縮でございますけれども、何でこんなにと思いましたのは、文科省へ持ち込んだ後しばらくしてから獣医師の需要調査なるものが行われ、名目は農水省ですけど実態は獣医師会で何かつくられたような、かくかくしかじかの場合には今のままだったら足りている、いや動物診療の回数は何十遍増やせば足りなくなるとか、何か変動係数のあるような、どちらでも取れるような需要調査が出た後に、今度は今までなかった獣医学部の定員はこれ以上増やしてはいけないという動きが申請前にもう既に獣医師会から文科省に申入れが来るとか、早手回しだなと思っていましたらホームページにはもう反対の論調が展開されて、いや、これ容易じゃない相手だと思いまして、私の方としてもあらゆる手を尽くしましたけれども物すごい壁で、言うなれば、あれだけの厚い抵抗というのは、ああ、もう愛媛県知事一人の力ではとてもできないなという闘いの連続だったと思っていますです。