小此木政夫の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(小此木政夫君) すばらしい質問だと思いますが、過去において日朝で国交正常化の交渉が行われたことは二回あるわけですね。一九九〇年の金丸・田辺訪朝団のとき、自民党を含む三党の共同宣言が出ました。それから、二〇〇二年の小泉首相の平壌訪問、日朝平壌宣言が発出されました。この二つの機会、大変大きな、それこそ戦略的な機会で、私は、もう個人的には、あのとき日朝が本当に動いていれば、関係正常化していれば、こんな核問題は今あっただろうかと時々考えるのであります。
 しかし、この二つのときのアメリカの態度はどうであったかというと、それは決して好意的なものではなかったですね。特に、最初のときにはアマコスト大使がすっ飛んできて、すっ飛んできてなんて言っていいのかどうか分かりませんが、写真を持って飛んできたわけですね、原子炉の写真を。そして、ブッシュ大統領は小泉総理との個人的な関係がありましたから比較的好意的だったかと思いますが、その周辺のアメリカの官僚たちは、率直に言ってこれを何とかして止めたいというふうに思っていた。
 そのときと比べると全く違うんですよ。今は、米朝が先に動く、動こうとしている。ですから、またとない機会が訪れているというふうに考えた方がよろしいんじゃないかと、私はそう理解しています。

発言情報

speech_id: 119615262X00120180313_072

発言者: 小此木政夫

speaker_id: 23216

日付: 2018-03-13

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会