小此木政夫の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(小此木政夫君) なかなか難しい問題だと思いますが、私も、何というんでしょうか、日本人の気質のようなものというのはかなり影響しているように思います。
分かりやすく今回の事例で説明したいと思うんですが、例えば日本の製造業、この国は製造業の国ですね、日本の製造業の業者たちは、海外に輸出するときに自分たちの競争力はどこにあるかを考える。いい製品を作ってできるだけ安い価格で売れば売れるはずだということで、そこに一生懸命努力を費やすわけですけれども、韓国人はそうではないですね。見ていますと、まず彼らはマーケティングから始めるんですね。市場調査から始めて、この国にはこういう製品が売れるんだと。必ずしもトップレベルのものじゃなくてもいいんです、何が最適なのかということを調査して売り込みを図る。
今回もどこかの段階で南北の力が合体して、まあ共同プロジェクトなんて言ってしまったんですが、この米朝首脳会談を何とか実現させるというふうに意見が一致したとき、彼らは一生懸命市場調査をやったと思う。どうやったらトランプ大統領にこれを納得させるか、納得させてこれを実現できるかということをそういう観点からやったんじゃないかと思うんですね。
それは余り日本的な発想で出てこないように思います。それはでも日本人にみんなギャンブラーになれと言っているわけではありませんから、日本は、日本人は日本の特性を、日本人の特性を生かしながら、しかしそういった部分も学んでいくということ、結局勝負力というものをどうやって付けていくかということになってくるんだと思うんですね。