更田豊志の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○更田政府特別補佐人 お答えいたします。
原子力規制委員会は、確かな規制を通じて、人と環境を守ることをその使命としています。この使命を全うするために、審査においては、申請者の見解も十分に聴取しつつ、科学的、技術的な見地から納得のいく議論を丁寧に進め、申請者と、それから規制する我々との間での共通認識、共通理解を醸成することが大変重要であろうと考えています。
審査に時間を要しているという御指摘は事実であるというふうに認識をしておりますけれども、審査の時間にとらわれることよりも、むしろ、私たちとしては、最も大切な使命である厳正厳格な審査を行うということを最も重要な価値であるというふうに考えております。安全に妥協することなく、独立した立場で、その与えられた職責を果たしてまいりたいと考えております。
それから、予見可能性ですが、審査の進捗については事業者の対応によるところも非常に大きいのですが、審査を効率的に進めるための取組として、審査会合を公開の場で開催することにより、後続する事業者等に関しては、審査の過程が明らかになり、また、審査資料や議事録を公開することによって、審査の結果のみならず、そのプロセスも事業者たちにわかるように努めております。こうした取組は、今後審査が必要な事業者にとって十分に参考になるものであり、審査の予見可能性を高めるものとなっていると考えています。
いずれにしましても、原子力規制委員会としては、引き続き、審査を効率的に進めるための取組を継続してまいりたいと思います。
また、行政手続法第六条においては、行政庁は、申請に対する処分をするまでに通常要すべき標準的な期間、いわゆる標準処理期間を定めるよう努めるとともに、これを定めたときには公表しなければならないと規定をされております。原子力規制委員会は、設置変更許可に係る標準期間を二年として、既に公表をしております。
しかしながら、この標準処理期間は、あくまで当該処分を行うまでに通常要すべき標準的な期間であって、必ず処分をしなければならない期間を定めているものではございません。したがいまして、行政手続法第六条に違反しているということではありません。
いずれにせよ、原子力規制委員会としては、効率的な審査に努めてまいりたいと考えております。