レロンソンの発言 (法務委員会)

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レロンソン参考人 御質問ありがとうございます。
 今まで、技能実習生制度しかない。もう一つは高度人材という、エンジニア。エンジニアの場合は数はそんなに多くはない。非常に高度な技術や高度な日本語などが企業様から求められている。
 技能実習生もふえているわけですけれども、これから日本の中のいろいろな分野、技能実習生が受け入れられない分野も追加されて、今十四分野が検討されているんですけれども、もっとふえると思います。
 そうすると、ベトナムは、今、毎年百万人以上ふえています。ふえ続けていきます。いわゆる若者が大学や専門学校、高校を卒業した数は、それぐらいの数が出てきます。ベトナムの国の中で、法人、やっと、今の数字は七十万社しか登録されていない。その法人格七十万社でも、歴史がまだ浅いし、規模はまだ零細以下の事業所でもあります。ですから、年間の雇用できる能力が、百万人新たな枠が発生すると消化できない。
 ですから、政府の政策としては、今、もっと海外に出て、一石何鳥でも、外貨の獲得、もう一つの人材育成。こういった外貨の獲得というのはやはり所得、給料が高い国にもっと行ってほしいわけですけれども、一方、今ベトナムから二十何カ国派遣しているんですけれども、唯一その中で日本だけは、技能実習生を始め、これは国際貢献、人材育成だというふうにベトナム国民、ベトナム政府も十分に認識しております。
 日本は今一番人気な国です。一番行きたい国です。技能実習生だけではなくて、留学生も、エンジニアもそうです。そこで、今回、特定技能をもし検討されたら、成立されたら、もっと日本に行きたい人がふえると思います。
 なぜふえるかといいますと、もちろん、技能実習生より所得が少し上がります。もう一つ、転職することが自由になる。この点に関しては、非常に優遇されるということは間違いないと思います。
 ただ、自分は、ベトナムの若者、まだ経験も浅い、専門性もまだ足りない、まだ社会人としてマナーができていないうちに、いきなり特定技能として入って、優遇されたり、また、転職できたり。ベトナムは、日系企業の悩みの一つ、ジョブホッピングですね。ベトナム人は就職したら一年未満で勝手にやめたりする、よくあります。例えば、お正月、ベトナムは旧正月ですけれども、ふるさとに帰って、お正月が終わった後に二割会社に戻らない状況にもあります。
 このあたりの、もしそういった意識が低いベトナム労働者が日本に入ったら、転職もできる、給料の高い方が転職できる。そうすると、もともと地方の方が人材に困っているわけですけれども、地方の企業様は、そういった人材を採用して、本来ならば一定期間働いてほしい。日本の文化は終身雇用というぐらいですけれども、そこまででなくても、一定期間、長い期間、実習生より三年から五年、ずっと働いてもらいたいというのに対して、ベトナム人が今度自分の権利を主張できるようになったら、意識が低いままで、しょっちゅう転職する。
 転職するもう一つは、やはり誰かに推薦できる、つまり、もっと転職していいよと誘われる、そういった、日本の社会の中で混乱してしまう。日本の社会が混乱するだけではなくて、ベトナム人に対して企業さんが今度は信頼できなくなる。ベトナム人はもう要らないということになると、今度は国際問題になっていく。
 だから、制度をもし設けようとしたら、転職はとてもいいことです。ただ、エンジニアのようなしっかりした身分を、しっかりした理解をできた上で、今度、転職をちゃんと順番で、企業と相談したり、なぜ転職しなければいけないか、お互いに理解し合って転職をすればいいのに、それができないと問題になります。
 なので、特定技能でもし入ってくる場合は、先ほど先生の御意見は中度的なレベル、やはり技能実習生よりちょっと、何か即戦力としてそういった人材が入れば、今言っている心配はならないと思います。そのようになっていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: レロンソン

speaker_id: 16611

日付: 2018-11-22

院: 衆議院

会議名: 法務委員会