安倍晋三の発言 (予算委員会)

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○安倍内閣総理大臣 日中関係については、岸田会長が今お触れになったように、大変、安倍政権になってからも厳しい状況が続きました。その中で、当時外務大臣であった岸田外務大臣が、この日中関係をマネージするために粉骨砕身していただいたことについて、改めて敬意を表し、御礼を申し上げたいと思います。
 今回、おかげさまで、私は日本の総理大臣としては七年ぶりの公式訪問を果たすことができました。その前には李克強総理が中国の国務院総理として日本を八年ぶりに訪問し、日中関係は正常な軌道に戻ったと言えると思います。次はいよいよ新たな次元に押し上げていく必要があるんだろうと思います。
 習近平主席、李克強総理と、これからの日中関係の道しるべとなる三つの原則を確認しました。そして、この原則の上に、ともに世界の平和と繁栄に建設的な役割を果たしていくことで一致をしたところであります。
 一つは、国際スタンダードの上に競争から協調へ、そして、隣国同士として互いに脅威とならない、そして、自由で公正な貿易体制を発展させていくということでございますが、そこで、今委員が触れられた一帯一路との関係はどうなんだということだろうと思います。
 いわゆる一帯一路につきましては、私たちは、透明性、開放性、そして経済性と対象国の財政の健全性が大切ですね、これが国際スタンダードですよということを申し上げてきました。そうしたものをしっかりと確保しなければ、対象国にとって真に持続可能な、必要な、いわばその国の将来利益になるものにはならない、こう考えているところでございます。
 その中で、今言った原則にかなうものについて日本が第三国において中国とビジネス協力をしていくということは、これは第三国の利益ともなる、まさにウイン・ウイン・ウインになるものであろう、こう思う次第でございます。
 それは、つまり、対象国にとっても、日本が参加し、先ほど申し上げました国際スタンダードにかなう条件が確保され、その国の将来にとってもいい、そして債務の持続性もちゃんとある、経済性もちゃんと確保されている、透明でありオープンなものであるということになる。むしろ日本が参加することによって、その国の将来に資するものとなり、地域や平和にも資する。この考え方からこうした協力は行っていきたい、こう考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2018-11-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会