岩屋毅の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(岩屋毅君) この度の饗庭野演習場における迫撃砲弾の着弾による事故について御報告を申し上げます。
今般、十一月十四日十三時二十分頃、滋賀県の饗庭野演習場において射撃訓練を実施中、八十一ミリ迫撃砲弾により、演習場外の一般車両の窓ガラスを割るなどの被害を及ぼす事故が発生いたしました。被害に遭われた方に心よりおわび申し上げますとともに、演習場周辺地域の高島市や滋賀県の皆様にも心からおわびを申し上げたいと思います。
防衛省としては、事故当日から翌日にかけまして、山田防衛大臣政務官を現地に派遣し、被害に遭われた方におわびするとともに、事故現場を確認し、高島市長や市議会副議長、滋賀県副知事などに対しておわびと事故に関する御説明、御報告を行ったところであります。また、十七日には三つの地域に分けて自治会代表者などに対し説明会を実施させていただきました。
また、先刻国会内で、上京中の高島市長に私自身がお目にかかり、今回の事故について直接おわびをさせていただいたところであります。
事故原因については現在調査中ですが、その原因が明らかになるまで、全国の八十一ミリ迫撃砲の射撃を中止するとともに、高島市長からの申入れを受けて、当面の間、演習場における実弾を使用した射撃を中止することといたしました。
今月に入りまして、航空自衛隊において、二日にF2戦闘機の空中接触事故が、七日には航空自衛隊車両による民家への衝突事故が相次いで発生しました。
これらの事故は、民間の方の生命を危険にさらし、また隊員の生命にも関わりかねない重大な事故でありまして、極めて深刻に受け止めております。
こうした事故を受けまして、私からは十五日、今回の事故について事故の原因の究明とそれを踏まえた再発防止策を確実に講じることを指示し、あわせて、各種事故の根絶のため安全管理の徹底に必要な措置を講じるとともに、適時適切な報告及び情報提供を実施することを指示いたしました。
国民の生命、財産を守るべき任務を担う防衛省・自衛隊がこのような事故を起こすことはあってはならないことであり、このような事故が自衛隊の運用、訓練等に関して国民の皆様に不安を与え、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼を損なわしめるものであることを隊員一人一人が重く受け止めるべきであると考えます。
今後、各種事故の防止に全力で取り組み、防衛省・自衛隊に対する国民の信頼回復に努めてまいる所存です。