横井績の発言 (災害対策特別委員会)
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○政府参考人(横井績君) お答えいたします。
今委員御指摘の農業水利施設の老朽化の問題でございますけれども、我が国の農業水利施設の多くは戦後から高度成長期にかけて整備がされております。そのため、標準耐用年数を超えた施設が全体の二割に及びまして、十年後には約四割となるなど老朽化が進んでいるという状況にございます。また、特に排水機場につきましては、約七割の施設がポンプの標準耐用年数である二十年を経過しているという状況がございます。
こういう状況がございますので、農水省におきましては、平成二十八年八月に土地改良長期計画というのを閣議決定しております。この中で、御指摘の排水機場を始めまして機能診断が必要な全ての基幹的農業水利施設を平成三十二年度末までに機能診断を完了させまして保全計画を策定する。その計画に基づきまして、計画ができたものから順次、一部の補修で機能の維持が可能なものは耐用年数が延びるような長寿命化の対策、さらに、これにより難い緊急性の高いものについては更新を行うと。さらに、設置当時と比較いたしまして、気候や流域の土地利用が大きく変化をいたしまして被災のリスクが高まっている、そういう地域などにおきましては、災害未然防止の観点から、地元の要望も踏まえまして、機能向上のための事業を推進してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
こうした取組を推進するために、平成三十一年度予算概算要求におきましても、国土強靱化に向けた予算として農業農村整備事業などを要求しているところでございます。
引き続き、強い農業づくりのための基盤づくりを進めるための取組をしっかり進めてまいりたいと考えております。