山田俊男の発言 (農林水産委員会)

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○山田俊男君 自由民主党の山田俊男であります。
 本日は、お三方、本当にお忙しいところ、ありがとうございました。また、大変大事なお話をお聞きすることができたと、こんなふうに思っております。
 日本の水産業は、私が十分知らないのに、皆さんの方が圧倒的によく御存じなわけでありますから、かつては漁獲高がそれこそ世界一だというふうに言われたこともあります。今はこれをずっと減らしているわけです。漁船もそして減らしているわけでありますから、世界各国、これは日本も含めての浜の埋立てみたいなこともありましたから、それから海洋汚染もありますし、さらにまた、過剰漁獲と言っていいんですかね、そういうことも一時期やっぱり相当あったのではないかと、こんなふうに思うところであります。
 一方、我が国からとると、海洋漁業からの締め出しと言っていいんですかね、水産物の輸入自由化もあったわけであります。もちろん世界の漁業資源も減っているということもあるんだというふうに思います。かくのごとく、日本周辺のこの海域におきます、ないしは水域におきます資源の悪化やいろんな課題がずっとこうして出てきた結果じゃないかというふうに思います。
 先ほど来も一番心配されていますが、これ、漁業だけじゃなくて農業もそうでありますが、漁業の方がもっと大変なのかなというふうに思いますけど、担い手が圧倒的に高齢化して、そして若い就業者も、漁業関係も比較的出てきているよという話はお聞きしたわけでありますけれども、容易じゃないわけです。
 それから、離島、漁村も大変消滅しております。大型漁船も減っております。そして、水産加工の経営体も減少しているということがあるわけですね。まさにこういう動向をどんなふうにちゃんと活性化するか、再生するかというのは、漁業者の関係者の皆さんの最大のそれこそ課題であると、そういう問題意識をお三方からもそれぞれおっしゃっていただいたというふうに思います。
 まず、その中で最初にお話しいただきましたJFグループの岸会長にお尋ねしますが、全漁連といいますかね、JFグループは浜の活力再生プランという形で相当精力的な取組をずっとこの間続けてこられたわけで、私は、この取組を高く評価するわけであります。
 しかし、こうした状況の中で、御案内のとおり、漁業関係につきましても、一年前と言ったらいいんですかね、一年半前ですかね、突然、規制改革推進会議が、漁協を中心にした取組に対して、新たな資本、技術、人、販売力の強化等を主張して、漁業法や水協法の見直しを言い出してきたということがあるわけであります。
 このことは、私がずっと仕事をしてきたのは、全国農協中央会で、農協の組織でありました。議員になりましてから、今日の農林水産委員会の多くのメンバー、この中で一緒に仕事したのは三分の二ぐらいの方々になるんですが、農協法の改正が提起されまして、それこそ大きな大きな政策転換と攻撃を、私から言わせますと様々な攻撃を受けたということがあるわけであります。
 見ていまして、私は、この漁業法、水協法に対します規制改革会議等周辺の課題提起というのは、どうも農協改革のときの主張とも大変よく似た論調ではないかと、こんな受け止めをしているわけであります。浜の漁業者の皆さんがそれこそ大変な努力をされて、そして長年にわたって我が国の大事な資源の確保に向けて大変な努力をされてこられたわけで、漁獲から始まって水産加工、それから流通等々についても役割を果たしてこられたんですが、しかし、それを、一本こうして通じた、一気通貫するといいますか、通じたシステムの転換をやっぱり狙ってきているといいますか、主張してきているところがあるというふうに思うわけであります。
 まず岸会長さんにお尋ねしたいんですが、大変な努力を続けてこられましたJFグループの皆さんが、これらの主張を一体どんな形で受け止めておられるのか、そして、それを日本の、まあ私から言うと語弊があるかもしれませんが、やはり漁獲高を落として、高齢化してという、漁業者も少なくなってきている、場合によったら、これは皆さんの責任じゃないんだけれど、浜の状態も環境が悪くなってきているということの中で、いかに日本の水産業を守るか、漁業を守るか、漁業者の取組を守っていくかということが物すごく大事になるわけでありますが、この点について岸会長は、規制改革の動きなり、それから浜の再生プランの取組も含めまして、どんなふうに受け止めておられるのか、どんな決意で臨もうとされているのか、まずお聞きしたいと思います。

発言情報

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発言者: 山田俊男

speaker_id: 31991

日付: 2018-12-06

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会