鎌田薫の発言 (文教科学委員会)
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○参考人(鎌田薫君) そのような発言をさせていただいたことは間違いなく、また私自身も、賠償というのはへこんだところを元に戻すのが本来の役割で、ところが、この原子力事故における地域の崩壊というふうなものを見ていると、一人一人の被害者の損害を埋め合わすのではなくて、やっぱり地域の復興という、その賠償と復興の役割の分担ということを考えなきゃいけないと。
これ、印象論で申し訳ないんですけれども、発災直後は何でも賠償が賄ってくれると、こういうふうな考え方が少しあったような気がしておりますので、そういう意味で、賠償の本来の役割は何なのか、賠償を超えた、本来復興としてやらなきゃいけないことは何なのかと、こういうことを区別、意識しながらでないと、今回私どもに与えられたテーマは損害賠償法の改正でしかないので、そこのところを全て損害賠償法で全部賄おうという発想からは脱却していただきたいというつもりで先ほどのような発言をさせていただいたところであります。
それで、復興のためには何をすべきかというのは我々のミッションをちょっと超えておりましたので、実際にこの部会の中でしっかりと議論したことは残念ながらないということでございます。