安倍晋三の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、二之湯議員がおっしゃった議論については、例えば、伊勢志摩サミットのG7でも話したところなんですが、言わば、当時、アメリカはまだオバマ大統領でしたが、欧米において保護主義的なポピュリズムが台頭する、グローバル経済が進んでいく中において軌を一にしてそういう雰囲気が醸成されてきたというのは、言わば、グローバル経済の中において効率化を求め、経済合理性を追求する中において、それから取り残されているんではないかと思う人々がどんどん増えてきている。
 それはやはり、今委員が指摘されたように、いわゆるプロの経営者が多額の報酬を得ている、そしてコストをカットしていく、グローバル化が進んでいく中において、どんどんどんどん世界的な利益を上げていくけれども、残念ながら自分の生活は豊かにならないと、これはやっぱりおかしいじゃないかということなんだろうと。これでは、グローバル化を進めていく、経済連携協定を進めていく上において大きな障害になっているんではないかというお話をさせていただきました。
 これはやっぱりその中で再分配をうまく行っていくということなんだろうと、こう思います。懸命に生きる人同士が苦楽を共にする仲間だからこそ何かあれば助け合う、古来、我が国にはそのような共助の精神があり、そうした精神の下、時には、災害においてはそういう精神が発揮をされてきたんだろうと、こう思います。
 企業は今、過去最高の収益を上げておりますが、こうした収益を着実に賃上げにつなげていく、そしてさらに、未来への投資を大胆に行い、成長と分配の好循環をしっかりと回していく、そういうモデルを日本でしっかりとつくり上げ、世界にあるべき姿の市場主義、資本主義の在り方を示していきたいと、このように考えております。

発言情報

speech_id: 119715261X00320181126_025

発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2018-11-26

院: 参議院

会議名: 予算委員会