大西宏幸の発言 (安全保障委員会)
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○大西(宏)委員 島嶼部で、これは以前から大臣にも申し上げていますとおり、もし万が一、例えば国の名前を出すのはおかしいかもわからないですが、例えば北朝鮮の一部の軍事力を持った部隊が軍隊から離れて、昔からよくある、あぶれて海賊になったり山賊になったりするパターンはよくあるパターンなので、そういう武力を持った一部隊が人口の島嶼部に上陸したときに誰が島民を守るのかというたら、やはり警察官でしかないんですよ。警察官が拳銃で、フル武装している軍人と戦わなきゃいけないかもわからない。
こういうことを考えたときに、やはり、古代から我々日本の最先端を守っていたのは防人の皆さんですよ。防人の皆さんというのは、行くときも、やはり大半の人が、例えば九州とか壱岐、対馬に行かれるまでに亡くなられる。任期を終えて帰ってこられる間にも亡くなってしまうぐらい、もう親と死別の約束をして出ていかれたという話もお聞きします。そういう気持ちを我々も持たなきゃいけないんですよ。先ほどから言うているように、島国だから安全なんだというのは、これはもう伝説とか勘違いでしかないと私は思っております。
自衛隊というたら戦争や戦渦から我が国を守るというイメージなんですけれども、私はいつも言うているんですけれども、やはりいろいろな武力から国民を守るために自衛隊はあると、私は都度、地元でも言っておるわけでございますけれども、安倍晋三総理も、大綱の見直しに当たっては、現実から目をそらすことなく、真っ正面から向き合うことが不可欠であると言っておられます。
そういうことも踏まえて、どうぞ大臣、御対処賜りますように、よろしくお願い申し上げる次第でございます。
続きまして、先ほどから出ております宇宙、サイバー、電磁波などの新領域の防衛体制でございます。
二〇一七年九月三日、北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙労働新聞は、核実験が成功した、水爆も成功したと言っておったと思いますけれども、いわゆるEMP、エレクトロマグネチック・パルス戦略、空中で原爆を爆発させて機械をとめてしまうということも昔から戦略的にもあるわけでございますけれども、そのこともやはり、されると日本がとまってしまう可能性もあるということで、こういうことの対応、対処も我々していかなきゃいけませんし、今や、サイバーの空間や宇宙空間など新たな領域で優位性を保つことが、我が国の防衛の死活的問題となっております。
冒頭にも申し上げたとおり、やはり技術とか戦略、戦術というのは、先、先を行かなければ優位性を保てないということです。あの明治維新のときに、やはり徳川幕府が負けたのは、集団戦と散兵戦術の違い、それ一つで優位性を保てたというのは、これは有名な話でございますけれども、そういうことも踏まえて、新領域における日本の防衛体制の構築がどのような状況なのか、具体的に、強化が必要かということをお聞かせいただいたらありがたいと思っております。