宮崎政久の発言 (安全保障委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○宮崎委員 ありがとうございました。
安全保障上の重要性は極めて高い。しかし、地元の理解がなければ進められない。そういった事情にありますので、どうか、大臣の今の御答弁にありますとおり、丁寧な説明、誤解のなきような説明をぜひ今後ともお願い申し上げるものであります。
それでは、本日のテーマ、辺野古問題に入りたいと思います。
辺野古問題というのは、普天間飛行場を返還するために、日米両政府で合意をされた統合計画にある返還条件の一つとなっている、普天間飛行場の一部機能を移すための代替施設の建設に関する問題であります。
普天間飛行場の返還が合意をされたのは、橋本・モンデール会談、平成八年四月十二日のことであります。あれから二十三年が今たとうとしている状況であります。
沖縄の私の事務所の窓からも、ちょうど公園越しに普天間飛行場がございまして、普天間飛行場のオスプレイを始めとする航空機が、ちょうど私が執務する部屋の窓枠の、斜めに横切っていくように毎日離発着を繰り返している。そんなところで暮らしている人間であります。
沖縄には過重な基地負担、米軍基地の負担があります。これは事実であります。その改善と解消に努めていくのが政治の責任であり、また、沖縄をふるさとだとしている私自身の責務であると自覚をしています。
沖縄にある米軍基地の負担の改善、解消の中核になるのは、普天間飛行場の返還であります。SACO合意や日米両政府による統合計画に至る一連の基地返還の歩みの原点は、住宅地のど真ん中にあって、世界一危険だと言われている普天間飛行場の閉鎖と返還です。
なぜ、普天間の閉鎖と返還が原点なのか。これは、命の危険、命のリスクがあるからです。普天間飛行場が住宅地のど真ん中にある以上、周辺に暮らす県民の命にかかわる危険性、リスクがあることは改めて申すまでもありません。
平成十六年には沖国大にヘリが墜落事故を起こしました。平成二十九年の十二月には普天間第二小学校の授業中にヘリの窓枠が校庭に落下をいたしました。改めて申すまでもありませんけれども、もし何かあれば命にかかわる危険がある、そんな中で私たちは暮らしています。
国民の命を守るのが政治の使命です。命にかかわる問題を最優先に取り組むのが、政治にとって、政治家にとって最も優先するべき当然の責務だと私は思っています。
この普天間飛行場の閉鎖、返還を一刻も早く実現すること、そして、そのために最も早くて最も確実な方法を追求するべきであって、現実を無視してオール・オア・ナッシングを唱えてみても、物事は前に進みません。
普天間飛行場の即時無条件返還のようなものができればそれはそれでいいんですけれども、それが現実にできないということもまた誰もがわかっているところであります。だからこそ先人たちは、これまでの間、苦労に苦労を重ねて歩んできたんだと私は理解をしています。
命が一番大切なんです。さまざまなことを申し述べる前に、普天間飛行場の返還の合意をして、そして、具体的な作業の中で普天間飛行場の機能の一部を、その規模を現在の三分の一に縮小してキャンプ・シュワブに移さざるを得ないというのであれば、県民としては苦しい選択という面があっても、これを進めて、一日も早く確実に私たちの手に普天間飛行場を返してもらいたい。私の願いであり、国民の命を守るために働く政治家の責務だと思っています。
こうやって質問をさせていただいている間も、地元の普天間の周辺の皆さんの命にかかわるリスクというのはあり続けているわけです。もういつまで待ったらいいんだ、そんな思いであります。
一日も早く普天間飛行場の返還を実現するために、私は真摯にきょうの質問に臨ませていただきたいと思っております。
辺野古の代替施設の建設に当たって、大浦湾内に地盤が軟弱な場所が確認をされて、当該地域の工事方法などについて、地盤に係る設計・施工の検討結果報告書が防衛省から提出されました。これ以降、報告書の内容についてさまざまな意見が交わされています。
今回、時間も短いですので、十分に説明がされていないがゆえに理解が深まっていないと思われる点について絞って質問をさせていただきたいと思います。
まず、ボーリング調査についてお聞きします。
地盤改良の対象となる大浦湾側の海底の状況をどう認識するのかということがまず問題になります。
資料の一をごらんください。これは報告書の七ページの写しであります。この図面の下側の図の2.1—3というものの左側にC—1護岸という記載があります。ここに記載されたL—08とL—12の中間にある赤で記載された部分、ここはB—27というポイントであります。B—27地点では、粘性土を示すこの水色の部分が約九十メートル地点まで、右の方にスケールが入っていますけれども、九十メートル部分まで分布していることがわかります。
まず、この図面に記されている土層の分布が、どのように調査をしてこのような記載になっているのかの御説明をお願いします。