堀井学の発言 (外務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○堀井委員 おはようございます。自由民主党の堀井でございます。
 質問の機会をいただき、委員長始め理事の皆様方に感謝を申し上げます。
 前外務政務官を河野大臣のもとで務めることができました。多くの国民が評価する河野大臣の外交のもとで仕事ができたことは私自身の誇りであり、自信を深めることができました。この経験を生かし、外務委員会の理事を全うするとともに、外務省の政策推進にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
 実は、私は二月八日から二月十一日までの四日間、ロシア・サハリン州ユジノサハリンスク市を訪問してまいりました。
 訪問の理由は、第一回アジアの子供たち冬の国際スポーツ大会が開催され、我が国から六十四名の選手団を率いて、大会のアンバサダーとして参加をさせていただきました。参加国数は二十カ国、参加人数は千二百十五人でありました。
 ロシア側よりこの大会の開催の御案内と日本選手団の参加の要請を受けたのは、二年半前にさかのぼります。二年半前のこのころは、我が国のロシアとの外交状況を振り返ると、ロシアとの交渉に本腰を入れる安倍総理の強い決意が国民に示されたタイミングであり、この決意を受けて、自分ができるロシアとの友好関係構築に取り組みたいと胸にかたく決意し、外務政務官となってロシアの外交の一翼を担いたいと考え始めていたころでもありました。その後、ロシアを担当する外務政務官となったわけであります。
 ここからは、議員であれば誰もが経験されたことがある、政策を進めるときの壁、予算を措置するときの壁に行く手を阻まれる憤りの話をちょっとしたいと思います。
 しかしながら、選手団を結成して参加するための調整の現実は厳しく、外務省、スポーツ庁に相談しても、スポーツの国際大会参加のための経費負担はできない、スポーツ庁においては年度内での予算が既に決まっているなど、門戸はかたく閉ざされ、非常に丁寧に私を説得し、お断りをする方ばかりでありました。
 ロシアとの経済協力の八項目、スポーツ、文化芸術の交流から道を切り開こうと交渉しても、趣旨が違うとシャッターが閉まり、丁寧なお断りを受け、日本におけるロシア年、ロシアにおける日本年にかかわる事業から道を切り開こうと迫っても、スポーツ交流は含まれないと、物音立てずにゆっくりとシャッターが閉まっていく。
 某大手広告代理店に何億と予算計上することができても、ユジノサハリンスクに行く子供の航空運賃代、交通費にびた一文も捻出できない。私の試算では、約八百万程度の渡航費用、参加費用であります。
 最終的に示された参加実現の道のりは、北海道庁が主体的に選手団を派遣するというものでありました。国の政策、予算ではなく、道庁の政策、予算で行くこととなったわけであります。一年近く年月をかけて参加実現の道を探りましたが、国の予算化は許されず、交渉は決裂に終わり、最後のとりでとなった北海道庁に相談したところ、何と一発でオーケー。道議会議員に戻ろうかと思える瞬間でもありました。不参加を免れたことは不幸中の幸いであり、道庁の御英断に感謝し、当然のことながら、道庁に根回しをしていただいた関係省庁の皆様にも感謝せねばなりません。
 開会式では、選手団は日本国旗を先頭に、選手団の手には両国の国旗を持って、大きく手を振り入場行進いたしました。スタンドから観戦しているユジノサハリンスク市民から大きな拍手で日本選手団が迎えられたことは、これまでの前途多難な大会参加までの苦労の道のりを癒やすものとなり、その光景には感動を覚えるものがありました。
 ユジノサハリンスクに最も近い日本から選手団が参加していなかったらと考えたとき、私なりに想像いたしますと、幾つか例を申し上げます。最も近い国、日本はなぜ参加しないのだろう、韓国からは百人以上の選手団が来ているのに、日本はなぜ参加しないのか、両国の首脳が二十五回も会談する中で友好が深まっているのに、なぜ日本は参加していないのか、平和条約を締結したいと本当に思っているのだろうか、ロシアにおける日本年、日本におけるロシア年は終わったのかと思われたに違いありません。
 そこで、伺いたいと思います。
 ロシアにおける日本年、日本におけるロシア年と位置づけて行われた事業と執行された予算についてお伺いしたいと思います。また、サハリン州で行われた事業数と予算額もあわせてお伺いいたします。

発言情報

speech_id: 119803968X00520190403_004

発言者: 堀井学

speaker_id: 14371

日付: 2019-04-03

院: 衆議院

会議名: 外務委員会