生方幸夫の発言 (環境委員会)
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○生方委員 それは、そうおっしゃったって現実に不可能でしょう。今現在三から四しかないんですよ。もう一九年ですから、あと十一年でこれをほとんど八倍とか九倍に引き上げようといったって何の説得力もないじゃないですか。何か説得力がありますか。これからどんどんどんどん再稼働するなんて、十年の間に、あり得ないでしょう。どの世論調査をやったって、国民の過半数は再稼働反対ですからね。それは、絵に描いた餅を幾ら言ったって何の説得力もないわけで、現実には多分そんなになりっこないんだから、じゃあどうしようかということを考えるのが行政でしょう。言ったってしようがないことでしょう、これ、言ったって実現できないんですもの。副大臣だって自分でそう思っているでしょう、できるんだと言うの。
だから、この二〇から二二という目標自体がおかしいわけだから、これはこういうふうに見直すと。だって、テロ対策、打てないんでしょう。後ほどちょっとお伺いしますけれども、稼働しているものに対してはテロ対策を打つと。じゃ、稼働していないものはどうなんですか。稼働していないものだって、テロを受けたら同じ被害が出るのは誰だってわかるわけですから。じゃ、稼働していないものが申請して、もう一回またやったら、また五年ですよ。五年たってできるかどうか、再稼働できるかどうかわからないのに、電力会社がそんな投資できないでしょう。再稼働しますという前提があるんであればこれは投資するでしょうけれども、再稼働しますという前提がないのにテロ対策、何百億もかけてやるなんてこと考えられないということを考えると、原発というのはいかにもう現実的なものじゃないかというのはもう明らかになっているんですよ。そうであれば、きちんと方針を転換する。ドイツのようにやめるとかいうことを打ち出すしか私はないと思うんですよ。
こんな、だって二〇三〇年に二〇から二二なんて全く現実的じゃない数値を掲げて、エネルギーミックスにしたらこれは可能なんだなんて言ったって、何の説得力も私はないと思いますよ。そうであれば、やはり国民に向けてこれは発しているわけですから、国民の普通の人が聞いてああなるほどというふうなことを打ち出さないと、温暖化対策というのは国民あるいは外国の協力も得ながら初めて達成されるものでありますからね。
副大臣おっしゃって、自分で言っていても、多分無理だろうなというふうに思っているのがわかるのを、じゃ困るじゃないですか。副大臣なんですから、これはだめだ、見直せということを言うぐらいじゃないと私は意味はないと思いますよ。いかがですか。