杉田水脈の発言 (災害対策特別委員会)
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○杉田委員 自由民主党の杉田水脈です。どうぞよろしくお願いいたします。
まず最初に、災害時の避難所の環境についてお尋ねいたします。
平成三十年七月豪雨の際、避難勧告や避難指示が早急に出されていたにもかかわらず、実際の避難率は大変低かったと聞いております。各地域の地元の報道によると、広島県福山市が市全域に避難指示を発令した昨年の七月六日の避難率は〇・六%、愛媛県では、七月八日の避難対象者のうち、実際に避難した人の割合は〇・三二%、山口県では、避難勧告や避難指示が出た十四市町で実際に避難した人の割合は〇・三%、二名の死者が出た岩国市は〇・二%、一人が死亡した周南市では三・一%だったとのことです。
避難しなくても大丈夫といった思いで避難をしない方も多いのでしょうが、避難所の環境に不安を覚えて避難しない方も多いのではないかと思います。
熊本地震の際には、避難所で肺炎を発病し、お亡くなりになった方がいました。また、避難所に避難せず車内で生活をし、エコノミー症候群で亡くなった方もいらっしゃいました。
国際赤十字が定める人道憲章と人道対応に関する最低基準、いわゆるスフィア基準というのがあります。特に、人間の存続のために必要不可欠な四つの要素に関する章では、人間が生命を維持するために、最小限の水の量であるとか食料の栄養価、トイレの設置基準や数、そして避難所の一人当たりの面積や保健サービスの概要などが具体的に紹介をされています。スフィアの根幹にあるのは、避難者への支援については国家に役割と責任があるという理念であります。
大臣にお尋ねします。日本の避難所における実態はスフィア基準を十分に満たしているのでしょうか。