丸山雅章の発言 (財務金融委員会)
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○丸山政府参考人 お答え申し上げます。
御指摘のように、まず、現行の方法による景気動向指数の基調判断を開始いたしましたのは二〇〇八年四月からでございまして、その意味では限られたサンプルの期間の事例となるというふうに考えております。
この十一年間におきまして、景気動向指数、CI一致指数の基調判断が悪化となりましたのは、二〇〇八年六月から二〇〇九年四月までの十一カ月間、そして、二〇一二年十月から二〇一三年一月までの四カ月間の二回でございまして、必ずしも事後的に認定された景気後退期と長さは一致するわけではございませんけれども、二回とも、悪化とされた期間の一部は景気後退期と重なっているのは事実でございます。
また、御指摘のありましたエコノミストのレポートでございますけれども、私どもが基調判断を行っております以前、二〇〇八年三月以前の判断につきましてはこのエコノミストの、筆者によるというふうに明確にそのレポートには記載してございまして、その判断はあくまでこの執筆者の独自の試算による判断であると承知をしております。
景気動向指数におきましては、従来、景気がほぼ一循環を経過するたびに、その時々の経済の状況との妥当性を点検いたしまして、必要に応じて採用系列の見直しを行ってきております。そのため、現行の採用系列を御指摘のエコノミストのように過去に適用してその当時の基調判断を行うことは、適切ではないと考えております。
そのような試算による基調判断から正式な景気の山、谷の判断について予見をすることは差し控えたいと存じます。