宍戸常寿の発言 (総務委員会)
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○宍戸参考人 御質問ありがとうございます。お答えを申し上げます。
まず、総務省の諸課題検におきましては、ちょっと視聴者視点が薄いのではないかというふうに御指摘を受けまして、私も反省をしておりますが、一応、諸課題検においては、第一次取りまとめにおいても第二次取りまとめにおいても、今までのような事業者目線ではなくて、視聴者視点で今後の新しいメディア環境をどうつくっていくか、その観点からの課題解決をするということは、いわば大きな目標として報告書等にもはっきりと明示し、その方向で議論してきたつもりではございます。
したがいまして、委員御指摘の二・五%というのは、別に我々諸課題検においてそれを正面から議論しているものではございません。
その上で、第二番目の地域制限のことでございますけれども、私はこのように考えております。今回のNHKの常時同時配信につきましては、現在行われている放送の補完として実施する。したがいまして、本体が放送そのものでございます。そして、それにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、基幹放送普及計画制度があり、その中で放送の区域を区切るということになっているので、いわばそれの関数とした結果として、地域番組向けの放送の提供をそれぞれのエリアで行うということになっているということでございます。
したがいまして、それにプラスアルファとして、今回法改正をする常時同時配信のプラスアルファとして、例えばNHKのローカルの番組というものがいわばモアサービス的に、例えば違うところで見られる、違う場所でも見られる、例えば関係人口のような方であるとか、その地域に関心の深い方が見られるようなことを何らかの形でNHKがサービスとして提供するということが望ましいと私自身は考えております。
ただ、それは、今回の法改正の常時同時配信を今回認めるということとまた別枠でそういうことをやっていき、また、それについて民間放送とも共通のプラットフォームなどでやっていく、そういうことが望ましいのではないかと。
ただ、その一番ベースになる部分として、常時同時配信は放送の関数としての地域限定をひとまずかけておいて、まずベースは実施する、こういう趣旨でございます。