小林茂樹の発言 (地方創生に関する特別委員会)
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○小林(茂)委員 おはようございます。
本日は、このように地方創生に関する特別委員会、質問の機会をいただき、ありがとうございます。大臣そして政府参考人の皆様、よろしくお願いいたします。
私は奈良県議会議員出身でございます。約五年半務めておりますが、それ以前は奈良県において不動産業の経営をいたしておりました。更にさかのぼれば、ふるさと奈良を離れて、学生時代は四年間東京で過ごし、そしてさらにサラリーマン時代も約三年間東京に勤めておりましたが、そんな私が、いろいろわけがあって奈良へ戻り、事業を行い、そして今現在このような、地方政治、国政という立場でありますが、大変いい委員会に所属させていただいているなと感じております。
今、地方の問題は、ふるさとを離れた若者をどのように戻すのか、そのためには地方でどのように仕事をつくるのかということが課題でありますが、私自身がそのようにふるさとを離れた人間であり、どのような思いでまたふるさとに戻るのかということを身をもって体験してきたわけでありますので、私自身のこれまでの短い人生が政治の場で何かお役に立つことがあるのではないかな、そのように考えて、そのような思いを持って委員会に所属をしております。
みずからの思いを話すことも大事でありますが、これまで開催をされてきたこの委員会の中で委員の皆様方が投げかけた質疑であるとか、それに対してお答えになられた大臣や参考人の御意見もしっかり聞かねばならないな。以前に、地方議員の方々と良好な関係をつくらねば、幾らいい法案をつくってもこれが浸透しない、地方議員同士がいい人間関係をつくらねばならない、こういうふうな問題提起をされた委員がおられ、大変参考になるなと思いながら聞いていたところであります。
時間がなくなるといけませんので、早速質問に入ります。
本日私が用意いたしました質問は三点でございまして、まず、これから改正されていく法律案に関して二点。そして最後に、これは非常に大きなテーマでありますが、地方における人口減少、人口流出をどう食いとめていくかということを、中長期的と申し上げるよりも、むしろ長期的にと申し上げた方がいいと思うんですが、こういうお尋ねを大臣にいたしたいと思っております。
質問の一点目、地域再生法の一部を改正する法律案についてでございます。まず初めに、このたび閣議決定された地域再生法改正案についてお尋ねいたします。
言うまでもなく、我が国が現在直面している最大の課題は少子高齢化問題であります。空き家の多い既存の住宅団地を一体どうやって再生させるのか、大変難しい問題であります。
一九七〇年以降の高度成長期に各地でつくられた住宅団地はもうそろそろ半世紀たちます。奈良県においても、奈良市に平城ニュータウンと名づけられた、およそ数万世帯に及ぶ大規模住宅地がございますが、こちらも間もなく町開きから五十年を迎えようといたしております。
さらに、平成バブル期には、都心の土地価格が高騰し、開発の波が地方にも拡大をいたしました。このころの住宅も築三十年を迎えようとしております。
これらの住宅地に暮らす人たちは、定年を迎え、便利な都心に回帰する流れができました。同世代が一斉に入居した団地は、高齢化も一斉に迎えます。現在、これら多くの団地は空き家が目立つ町となっています。人口減少により、ショッピングセンターや商店が採算が合わずに撤退、バス便も減少。不便な町は魅力を失い、人口減少に歯どめがかからないという悪循環に陥っています。
このような状況で、古い住宅団地を再生させる取組は注目すべきと私は思います。このたび、地方再生法を改正し、住宅団地を再生させる取組が始まるということです。
以下の二点についてお尋ねをいたします。
この事業の概要について、そして、この事業を行うことによって得られる効果についてどのようにお考えなのか、お聞かせください。