義家弘介の発言 (文部科学委員会)
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○義家委員 はっきり申し上げて、認識が甘いですね。
一部にはありますという程度の問題ではなくて、進路を、つまり、進学する高校を積極的に選択しているのは、成績上位者の数%ですよ。あとは定員があるわけです。内申点、三年間の平均評定、これでランク分けするわけですね。A、B、C、D、E、Fとランク分けして、そして、五教科の総合点、大体、五教科で五百点満点中四百五十点以上はこの学校が可能、四百点以上はここ、三百八十点以上はここ。つまり、平均評定とテストの合計点によって、君の行ける高校はこのゾーンですよということしか、そうやって受験が行われているわけです、現在。特に郡部に行けば行くほどそうです。東京とか神奈川のようないっぱい選択肢があるところは、自分自身で、じゃ、ここがいいな、ここがいいかとなりますけれども。
私、塾でも教えていたときがあったんですけれども、心苦しい選択というのはありましたよ。都市部の普通科公立高校が二校しかなくて、そこは全部ランクと点数で割り振られていくわけですね、定員以上は落ちてしまいますから。すると、そこに行きたかった子がどこに行くかというと、工業高校、あるいは商業高校、あるいは私立高校しかもう選択肢がなくなっていくわけですよね。そうすると、家庭で苦しい状況の場合は、本当は私立に行ってこんな勉強をしたいけれども、じゃ、でも普通科には入れないからここに進学しようというような状況が生まれているわけです。
これをしっかりと捉まえた上で政策を進めていかなかったら、大きな失敗になります。恐らく、文部科学省の役人も、そして、ここにいる国会議員も、積極的選択を高校において行った数%の人たちなんですよ。しかし、そうじゃない者たちが、行きたかったけれども行けなかった、学校の進路指導でここしか受けられなかったというところに進学して、果たして勉強する意欲が湧いてくるのかということなんです。
一部の積極的選択ができる人たちのものを基準にして高校教育の改革を進めていったら、これは大変なことになってしまう、まさに不自由な大人だけがふえていってしまうという問題点を指摘しておきます。
その上で、先ほどもちらっと言いました。現在、高校生の七三%が普通科に在籍しています。この普通科とはどのような学びをする教育であるとされているのか、文科省、お答えください。