古田圭一の発言 (予算委員会第四分科会)

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○古田分科員 自由民主党、中国ブロック比例の古田圭一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 山口県の下関市で高校と自動車学校を設置している学校法人の理事長でもありますので、私学の立場からも幾つか質問させていただきたいと思います。
 最初の質問は、高等学校の専攻科の教育無償化についてであります。
 問題は、高校の専攻科に通っている生徒は、高等教育の無償化の対象にも、高校の就学支援金の対象にもなっていないということです。
 総理は、施政方針演説で、公立高校だけではなく、私立高校も実質無償化を実現します、真に必要な子供たちの高等教育も無償化し、生活費をカバーするために十分な給付型奨学金を支給しますと述べられ、高校も高等教育も実質無償化すると言われておられます。
 高等教育の無償化につきましては、支援対象となるのは住民非課税世帯及びそれに準じる世帯の学生であって、対象となる大学等は、社会で自立し、活躍することができる豊かな人間性を備えた創造的な人材を育成するために必要な質の高い教育を実施する大学等であるということですが、この大学等とは、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校に限定されておりまして、高校を卒業した者が無償化の対象となっております。そして、高校に在籍している期間につきましては、高校の無償化の対象ということになっております。
 高等専門学校、すなわち高専につきましては、四年生、五年生が高等教育の無償化の対象で、高専の一年、二年、三年生につきましては高校の就学支援金の対象ということで、高専に通う生徒につきましては、一年から五年まで無償化の対象ということになっております。
 それに対しまして、高校の専攻科の生徒、学生というのか、どちらで呼んでいいのかわからないんですけれども、その生徒たちは、一年から三年の間は高校の無償化の対象ということで経済的な支援を受けられますけれども、四年生、五年生につきましては高等教育の無償化の対象外ということで、高校の就学支援金の対象外でもありまして、四年生、五年生につきましては何ら支援を受けられないということになっております。
 例えば、看護師の資格を取得するルートは幾つかあるんですけれども、高校や中等教育学校を卒業して大学、短大、専修学校に進学した場合には、全ての期間で無償化の対象となり得ますけれども、高校の五年一貫教育の看護師課程のルートをとる場合、あるいは高校の准看護師養成課程を卒業して高校の専攻科に進学するルートをとった場合には、高校の課程を卒業した後の二年間につきましては無償化の対象にはなっていないということです。高校卒業後に大学や短大に進む生徒よりも、高校の五年一貫教育の衛生看護科や准看護師養成課程に入学する学生の方が、経済的に恵まれていない生徒が多いように思っております。授業料の無償化の必要性が高い生徒の方が無償化の対象とならないのは、どうも納得がいかないということであります。
 高校の専攻科の修了生につきましては、大学の三年次への編入も認められています。その点では、現実的には短大生や高専の学生あるいは専門学校生と同じということですけれども、専攻科については無償化の対象になっていないということです。
 先ほど述べたように、繰り返しになりますけれども、高校の就学支援金は支給期間、限度が定められていまして、専攻科は就学支援金の対象にもなっていない。高校の専攻科の生徒も授業料の無償化の対象となるような制度の創設が必要というふうに考えております。
 同様に、特別支援学校の高等部の専攻科というのもありまして、ここにも千人程度在籍しているということなんですけれども、この人たちも無償化の対象外になっているんじゃないかと思います。
 ぜひ、真に支援が必要な低所得者世帯の人に漏れなく支援の手が行き届くように強く要望いたしますけれども、専攻科の無償化について検討していただけますでしょうか。柴山大臣に答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 古田圭一

speaker_id: 12574

日付: 2019-02-27

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第四分科会