武見敬三の発言 (外交防衛委員会)
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○武見敬三君 こうしたルールメーカーとしての具体的な政策提言をするときには、もう常に直面するのが、おおよそ医療保健分野であったとしても、厚生労働省だけではとてもこんな政策提言ができない。常に、これは外務省であるとか、あるいは世界銀行を所轄している財務省であるとか、さらにはこの医療機器等に関わるような分野は特にそうですけれども、経済産業省であるとか、さらには人材育成ということから考えると文科省、それぞれの役所が全部連携して初めてこうした新しい政策提言ができるというのが特徴であって、この政策決定過程というものを考えたときに、やはりこの内閣官房の果たす役割というのが決定的に重要になる。
私は、こういう発想から、単に各省庁を調整する、総合調整するだけではなくて、この大きな各分野の流れをしっかりと大局的に捉えて、そして常に先んじて我が国がこうした新たな構想を提案をし、そして具体的な政策を提言できるようにしておくということが私は大変重要だと思いますので、是非そうした視点から内閣官房にも今後の御努力を期待するものであります。
さて、間もなく開かれますG20、このG20のホスト国として我が国は大阪でも首脳会議をやることになっているわけでありますけれども、このG20において歴史上初めて我が国は財務大臣と保健大臣の合同会議をホスト国として開催されるというふうに伺っております。
これは、ある意味では画期的なことで、また同時に、我が国としては従来、このユニバーサル・ヘルス・カバレッジのファイナンスを優先課題として取り上げるべきだということを主張してきたその立場からしてみても、このG20という場を通じて財務大臣と保健大臣の合同会議というものを実現させることによって、それぞれの国々がこうした保健大臣と財務大臣が連携してこうしたことに当たるということを促進する動機付け及び具体策についても極めて重要な場所になると考えております。
そこで、実際に合同会議を開くに当たって、何を目的とし、どうした成果を期待されておられるのかという点についてのまず政府の考え方を伺っておきたいと思います。