飯島俊郎の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(飯島俊郎君) お答えいたします。
WTOの紛争解決制度におきましては、第一審パネルにおきましては事実関係、それから対象協定との適合性等の評価を行い、上級審であります上級委員会におきましては、原則、第一審で対象となった法的問題のみを取り扱うことになっております。したがいまして、WTO協定上は第一審の審議により多くの時間を掛けられることが想定されているところでございます。
民間の調査機関によりますと、これまで上訴された全ての事案での上訴から上級委員会報告書の公表までの平均的な期間は約四か月となっておりまして、委員が御指摘になられた九十日を上回る期間になっております。
ただし、近年は、紛争の事案が複雑化していること、それから上訴されます事案の数が増加していること等がございまして長期化の傾向にございまして、上訴から報告書発表までの問題について直近の五件のものを見てみますと、平均の期間が約十四か月というふうになっております。今般の日本と韓国の事案につきましては約一年でございますので、この観点からすると、今回の事案については直近の事案のデータに近いものかというふうに考えております。