神田裕二の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(神田裕二君) 私ども支払基金の中に分析評価室という部門がございまして、各都道府県の審査結果についての差異を分析する業務を担っております。
具体的には、私どもが今行っている取組といたしましては、支部間差異に関する地区検討会というブロック単位の検討会がございまして、支部によって取扱いが違うものについてはそこで議論をいたしまして、問題があるものは中央の検討会に上げてまいります。そして、なぜそのような取扱いになっているかということを調査いたしまして、八割以上収れんしているようなものについてはできる限り取扱いをそろえていこうというような取組をいたしております。
現実の問題といたしましては、本質的な問題として、様々な臨床現場に、診療報酬点数表としては紛れがないかもしれませんけれども、それを様々な臨床現場に当てはめていくわけでありますし、医師も専門的な、医学的な判断には一定の幅もございますし、臨床経験も審査委員も異なっておりますので、一定の差異は生ずるわけでございますけれども、なかなか医学的な判断で説明が付かないようなものについてはそういう会議を通じましてできる限りそろえるという取組をこれまでもしてきております。
ただ、今の現状で申しますと、かなり支部に決定権がございますので、なかなか調整をして進めていくというのが難しい実情にございました。
今回、審査委員会が本部の直属になるということですとか、審査委員会の審査事務の補助をします審査事務局というふうなものは都道府県に残りますけれども、それも本部の事務執行機関というふうになりますので、私どもとしては、今回の組織見直しの趣旨というものは、審査の不合理な差異というものをできる限り解消していけるように公平な当てはめをしていくということがその趣旨だというふうに理解をいたしておりますので、今回の見直しをそのように審査の質の充実に生かせるように努力してまいりたいというふうに考えております。