奥山眞紀子の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(奥山眞紀子君) まず、日本はソーシャルワーカーのトレーニングシステムが非常に弱いですね。国立大学でソーシャルワーカーのトレーニングができるところは非常に少ない。旧帝大にはないという状況です。つまり、大学の中でソーシャルワークの養成というのが比較的無視されてきたというのがあるんではないかと思うんですね。
私は医者ですけれども、じゃ、素人さんに、今、小児科に来て十年やってできますかと言われたら、それは無理。やっぱり基礎勉強をする時期というのが必要なんですね。医者になるには六年間勉強して、しかも更に研修医をしてということで、何とか一人前にやっていくまでに時間が掛かることになります。ですから、まず児童相談所に子供家庭福祉の専門家として入る前にそれだけの知識と技能を身に付けて入らなければ、要するに、素人に医者になれと言っているようなものです。
ですから、やっぱりそこに関して言えば、子ども家庭福祉士という資格をきちっとつくって、ソーシャルワークの世界というのは、やっぱりジェネラルにも必要だと思うんですけれども、ジェネラルだけじゃなくてスペシフィックに、障害であるとか高齢者であるとかというのも必要なんですけど、やっぱり子供って非常に重要なんですね。そういう意味で、子供家庭福祉の資格ということをつくって、基礎的な知識、技術を学んでいただいた方が子供家庭福祉の本当に現場に行くという形をつくり上げた方が私はいいというふうに思っています。