鈴木聡の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(鈴木聡君) 御質問ありがとうございます。
 まず、例えば、諸外国のデータの取り方を見ますと、非常に量が多いんです。我々はリスクアセスメントだけ十何項目とか二十項目、その辺だけでやっておりますけれども、実は、諸外国ではもっと、このA4の紙が何枚にもなるような一人当たりのデータを取って、それをきちっと登録をしているんですね。その中からいろんな関連を見たりとかいうふうなことをしています。
 データを取るというのは決して簡単にはできません。時間も非常に掛かりますし、手間が掛かるんですね。それを、今、日本でその大きなたくさんのやつをやれと言うと絶対に、そんなことできないという話が出てきます。それは三重県でも一緒なんです。ですから最低限のリスクアセスメントだけをやっているんですが、そういういろんな、例えばタブレットとかを使って、なるべくたくさんデータを継続的に取りながらそれを分析していけるように、つまり入力が本当に簡単にできるようにというふうに、今、これから考えていきたいなというふうに思っています。そこが非常に大きなネックになるというふうに思います。
 それから、連携については、決して線がつながっているから連携ができるという話ではないと思うんですね。線というのは、電話線でもあるし、LANのケーブルでもありますし、つまり、情報が流れることだけで連携ができるのかというと、そうではないと思うんです。例えば、警察と児童相談所の連携についても、先ほど奥山先生おっしゃったように、きちっと虐待に対する知識であるとか考え方であるとか、そういうようなのが共有されていないと、その線の中でけんかになるだけで、けんかと言ったら極端ですけれども、そういうふうにそごが出てくるというふうなことがやっぱり起こってしまうと思うんですね。その辺をきちっとやっぱりすると。
 例えば、我々の中ですごく、ああ、いいなと、我々がやっていていいなと思いますのは、三重県には児童相談所六つ、プラス児童相談センターというのがあります。そこに警察官がいるんですね。例えば、現場の警察と現場の児童相談所でいろんな話をする中でごちゃごちゃしてきたときには、そのセンターの方と本部の方が入って二チャンネルでいろいろ話を進めていくというふうなことがあります。やっぱりそういうふうな複数のチャンネルがあってこそ、きちっといろんな議論をしながら落ち着いて進めていけるんではないかというふうに思っております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 鈴木聡

speaker_id: 30966

日付: 2019-06-13

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会