渡邊啓貴の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(渡邊啓貴君) 日本の文化は西欧と違うということでございますけれども、先ほどページ間違えましたけど、後ろから二番目の九ポツのところなんですけれども、あえて言えば良識、あるいは人間の持っている良識、あるいはベースになるものですね。先ほどは共通規範とかということを言いました。当たり前のことなんですけれども、それをきちっと踏まえた上で違うことを示すということは理解できることだと思います。
 例えば、先ほど温泉の話出ましたけど、実は日本のおかみさんの温泉組合というのがありまして、おかみ協会というのがありまして、その人たち、英語のできる方が、おかみさんが着物を着て世界を回っています。アフリカに行きたいと、たしかアフリカでも温泉を誘致すると、温泉観光客を誘致するということをやっていたと思います。
 そのときにフランス人の温泉ジャーナリストという人が説明していましたけれども、何となく私たち日常でなじんでいる、温泉に行って、庭を散策して、部屋に戻ってきて食事をするとか、こういうことを一つずつ哲学的に説明するんですね、概念で。なぜ靴を脱ぐのか、なぜ浴衣に着替えるのか、当たり前のことなんですけど、それを、彼らにとっては不思議なことをやさしく説明しているわけです。そのときに、どういう発想を日本人が持っているからそうするのか、おかみさんが出てきて膝をついて挨拶するのはどうしてか。こういうことで、要するに、表面的には違うけれどもベースは同じだなということを確認し合っているんだと思います。
 そういう作業がある限り、日本の特殊性というのは受け入れられると思います。そういう意味では、コンセプトをいかにきちっと踏まえて表現していくのかということをさっき申し上げたかったことでございます。

発言情報

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発言者: 渡邊啓貴

speaker_id: 21032

日付: 2019-02-27

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会