渡邊啓貴の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(渡邊啓貴君) 日本食といった場合に、いろんな分野で日本食普及しているんですけれども、そこに、格差と言うと変ですけれども、ラーメンが売れているのと懐石料理が売れているってやっぱり違う、客層が違う。まあそれをターゲットと言っていいかどうか分からない。そうすると、いかに付加価値を高めていくかという話にやっぱりロングタームで考えるとなるわけで、ラーメンや何かというのは、もう普及しているのは若い人に、安いから、フランス料理食べるよりも安いからというところもあります。でも、高級懐石も同時に売れていると。だから、こういう日本商品の、これは食に限らずですけれども、それをどう付加価値を高めていきながら説明していくかということになると思います。
多分そこで感性の話が出てきたんだと思いますけれども、経産省がやった、いろんな商品の、売れた、非常に良かった展覧会のタイトルが感性展なんですね。感性の展覧会だった。でも、実際は日本の伝統的な商品を並べているんです。そこに説明を加えていったんです、どういう感性かと。ただ見て、良かった良かった、役に立つではなくて、どういうふうにして日本人はこれを役に立てようとしたのか、きれいにしようとしたのか、見やすくしようとしたのか。そこのところが私が先ほどから申し上げている説明といいますか、コンセプト。
〔会長退席、理事堀井巌君着席〕
それによって、実は百円のものでも、まあこれはフランスはそれでやってきたわけですけれども、何百円かのバッグが何十万円で売れる、何百円の香水が何十万円になると。これはビジネスだけではなくて、それは日本文化の上昇ということになりますから、それはそれぞれの分野での付加価値の問題というふうに私は考えております。