渡邊啓貴の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(渡邊啓貴君) 捕鯨のことでいえば、かつて日本の刺身だとか私たちが踊り食いを食べるなんというのはとても野蛮なことだと言われていましたけど、今それはおいしければいいやということになっていますね。
 それからもう一つ、死刑の問題がやっぱりありますね。これも乗り越えられない壁ですけれども、これは、私も正直申し上げて、こうすればいいというものはないと思います。ただ、とても時間が必要なものだと思います。
 それからもう一つは、受け身で、要するに、世界の論理というのは西欧近代文化がメジャーになっているわけですから、唯一ちょっと反抗しているのが中国でございまして、それを日本がどうアクセプトできるかというと、なかなか難しいところが結構あると。
 そういう意味では、日本はもう少し自分の価値観を言った方がいいですね。死刑はなかなか言いにくいところでしょうけれども、数字や何かだけではなくて、自分たちの文化として言った方がいいと思いますね。それは、嫌がられるかもしれないけれども、究極的な意味でいえば、腹切り、切腹なんてとても野蛮なことですけれども、文化としてある程度は受け入れられているわけですから。
 それとはちょっと違いますけれども、やっぱり私たちは、受け入れてそれに答えるじゃなくて、自分たちで発信するという姿勢、それを何かつくっていかなくてはいけないということだと。今それだけの、そういうソフトパワーを発信するにはそれだけのバックグラウンドがなきゃいけないですけれども、例えば中東の、戦争をして、小さい国が幾ら発信しようとしても説得力がない。でも、日本は説得力を大分持つようになっていると思いますので、その姿勢が弱いんだ、強化すればいい、もっとやっていくべき方向だと思います。ちょっと抽象的ではございますけれども。

発言情報

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発言者: 渡邊啓貴

speaker_id: 21032

日付: 2019-02-27

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会